令和2年7月豪雨球磨川水害伝承記

後代に残す記録

復興に向けての取り組み

1.八代復興事務所の設置

令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた河川や道路の災害復旧工事等を、迅速かつ効率的に進めて被災地の復旧・復興を行うため、令和2年9月1日付で八代河川国道事務所に「八代復興出張所」を開設していましたが、更なる復旧・復興体制の強化を図るため、令和3年4月1日付で新組織「八代復興事務所」を開所しました。

災害復旧工事等を専属で担当する新組織を設置することにより、熊本県知事から要請を受けた権限代行による事業を含め、関係機関とのきめ細かな調整や円滑かつスピード感のある工事の実施などが可能となりました。

「八代復興事務所」では主に、鎌瀬橋、西瀬橋等の橋梁10橋を含む球磨川沿いの両岸道路約100km(国道219号、主要地方道人吉水俣線等)の災害復旧事業、及び球磨川本川中流部(遙拝堰~小川合流点)と、権限代行による熊本県管理区間の9支川の河川の土砂・流木の撤去、被災施設の復旧、河道掘削等の災害復旧事業を行います。

九州地方整備局長と八代復興事務所長 による看板設置

開所式による除幕の状況(令和3年4月24日)

八代復興事務所 職員一同

八代復興出張所メンバー一同

村山局長と服部事務所長による看板設置